一昨日の夜にtwitterで我が里「木幡」に原発20km以内の
浪江町から避難して来たと知った。
寝床で何か我に出来ることは?無いのか?
結果、昨日の朝に先ず二本松市役所東和支所に行って状況確認した。
市職員の説明
・二本松市はあくまで市内の体育館を浪江町に提供している。
・地域民の支援活動は、行政区長網を通じての行動はしないで欲しい。
・有志の人達で支援活動を行うのであれば、やっていけないと言えない。
との回答。
東和支所からの帰り道。考えた。
個人で行動しても、へたしたら「大きなおせっかいの空回り」になる。
やはり支援組織を立ち上げて、計画的に浪江町民の方々に少しでも
お役に立てる支援をすべきだ。
そうだ!!行政区網が使えないなら我が幡祭り里「木幡観光振興会」が
ある!!さっそく、武藤栄利会長に連絡した。
武藤会長から即決了承を得た!!
(やっぱり尊敬する先輩!!タカトシさんだ)
振興会幹部召集して頂き、その場で会議し承認!!
名前は何にする? ん〜〜仮称
「木幡ボランティア会」でいいべ。
おし、それでいいべ!!
木幡住民センター関口所長に説明と協力依頼。
関口さん曰く、「協力すっつおい」と快諾!!
そして、お昼から即ボランティア活動開始!!
浪江町職員の方から毛布搬送の依頼あり。
了解「おらいに2.5tのトラックあっから運んでやっつぉい」
ついでにアベデンとエコラボリーの空き段ボールも運んで床敷きに!!
寒いぼろぼろ体育館を暖かくするためのブルヒーター増設作戦!!などなど
いや〜我がいで「不安な原発」のニュース見てるよりよっぽどえがった〜〜
自宅に帰ってくたびれたのか、夜中の大きな余震も全然気づかず
ぐっすり就寝。
そして、2日目の今日
朝、住民センターに出勤?
浪江町職員曰く「配給食はパンやおにぎりばかりで温かい味噌汁や野菜類が
あると老人の人達の便秘も改善するのになぁ〜」
おし!今日の活動は、木幡はほとんど農業もしくは兼業農家なので
”なっぱ”類はいっぱいあるから何とか集めて今日の夜には浪江町民の口に
味噌汁だ!!
安部匡俊市議会議員が議会から帰って来たので早速段取り。
安部議員曰く、木幡観光振興会では、全木幡地区をカバー出来ないな。
やっぱり行政区網を使ってやるしかないな。
そこで、昨日から木幡ボランティア会に参加して頂いている武藤良一さんが
木幡団体長でもある。良一会長さん、即OK!!して頂き
行政区網での野菜集め開始!!
各区長さんに電話で事情を説明し、なんぼでもいいから、
協力して頂ける人からでいいから、味噌汁の具になる野菜と調味料を
寄付して欲しい旨を連絡した。
一人で木幡17行政区に電話するのは大変だった(>_<)
電話を掛け終ったのがお昼12時半を回っていた。
午後3時まで各集会所まで集めて、住民センターに持って来て欲しいと
ガソリン不足にも拘らず厚かましいお願いまでしてしまった。
ところが、各区の区長さん皆、「わかったぞい。やってやっつおい」
それから、午後3時近く・・・住民センター前の道路に荷台に野菜満載の
軽トラックの行列!! 「うっそ〜? みんなこらほどいっぱい!!」
当初用意した小部屋はあっと言う間に入りきれずにいっぱいに。
「スポ少で使わなくなった用具置き小屋にいれっぺ」そこも直ぐにいっぱいに。
ウッディハウス体育館避難所の分もそりゃいっぱい。
今、市内のスーパーでも手に入りにくい貴重な野菜類を。
その他に、お米、お菓子、ジュース、毛布、石油入りストーブなどなど
木幡だっていつ屋内退避になるかも知れないのに。
あ!ありがとう!!なんて木幡の人達はみんないい人ばかりなんだ!?
匡俊さんの選挙の時にも木幡の方々と触れ合う際にも思うのですが、
正に木幡は一つ!! まとまり連帯は日本全国どこにも負けない!!と
思っていましたが、こんな有事の時もみんな協力してくれるなんて、
僕の中で間違いなく日本一が証明された瞬間でした。
うれしくて感動の涙!!ぐぐっとこらえました。
そして、匡俊さん良一さんの強い働きかけでそれぞれの体育館から
住民センターとウッディハウスを避難所に開放実現!!
皆さんの引っ越しを手伝ってる間に
夕食味噌汁つくりは浪江町のご婦人さん達と木幡婦人会ボランティア
での合作
浪江のご婦人さん方ら木幡ボランティア会さんの分も腕によりかけて
作っから食べてってのお言葉。
いや〜〜美味かった!!(嫁さんの味噌汁より美味い! シー内緒)
ほんと!!今日も自分の周りの方々、友愛の木幡、同じ福島県民
浪江町の方々とのふれあい。すべてに充実した一日でした。
書ききれなかったけど、我が同級生、弘次くん・賢成くん・保夫くん
緊急招集快諾、支援作業そして木幡ボランティア会入会ありがとう!!
明日も我が木幡の力の結集で浪江町の方々のお役に立ちたいです。
困ったときの相身互い みんな一緒だから・・・
今は、一日も早く原発事故が治まって安全安心がほしい!!
それが、
福島県民の唯一の願いです。